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フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどのスーパーカーはボコボコ事故車でも価値がある?

事故車でも買取ってもらえるとはいいますが、車体がボコボコになっていたり修理しても走るのは難しい状態だったりすると価値がつきにくく、買取ってもらうことは難しいものです。
しかし、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどのスーパーカーの場合、一般的な車では価値がないとみなされる状態であっても価値がつくことがあります。それはなぜなのでしょうか。

希少価値が高い

スーパーカーの定義は非常に曖昧で、「スーパーカーとは何か」は個人によって意見が分かれるところですが、基本的には「高品質・少数生産のスポーツカー」を指しており、生産数は多くても全世界で数千台程度、少ない場合は数台から数百台のみです。一般的なスポーツカーなどに比べると、極端に数が少ないことから希少性が高いといえます。
また、スーパーカーは美しい外観や品質の高さといった魅力も備えており、車でありながら美術品のような価値を見出す人が多数存在します。実用品としての需要だけではなく、コレクター的な需要も多いため希少価値が高くなり、事故車や自走不可能な状態でも高値がつきやすくなります。

元の価値が高い

スーパーカーは高級な素材を使用しているだけではなく、高い技術を持つ職人が手作業でパーツを作成しているなど、全体的な品質が高いため販売価格も非常に高価です。そのため、古い車や事故車であってもスーパーカーは高い価値がつきます。

パーツだけでも価値がある

希少で美しいスーパーカーであっても車体がボコボコになっていてはその価値が失われてしまうのではないかと感じられるかもしれませんが、スーパーカーはパーツだけでも価値が認められます。
一般車のパーツ同様、修理用パーツとしての需要があるのはもちろんですが、エンブレムがついているパーツなどはコレクションとして飾りたいといった需要もあります。
そのため、外装がボコボコになっていたり、修理しても走行できないような状態になっていたりしてもパーツの状態がよければ価値がつきます。

まとめ

高い希少性と品質、美しい外観や性能などから人気が高いスーパーカーは、車という実用品であると同時に、美術品やコレクターアイテム的な要素を持っているため、走行不能な状態であったりボコボコになっている事故車だったりしても価値が認められます。
むしろ、乗ることを目的としない人にとっては、状態の良い中古車を購入するよりも走行不能な車を手ごろな価格で入手して修理する方がお得になることも多いため、事故車の需要は高いといえるかもしれません。