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BMW、ベンツなど高級外車の水没・浸水した水害車…。買い取ってもらえますか?

ゲリラ豪雨や大型台風などの影響で、川が氾濫したり排水不良で道路が冠水するなど、水害の発生が増えている近年、車が水に浸かってしまう被害も増えています。
車は雨など上から降ってくる水には強い構造をしていますが、下から上がってくる水には弱く、水没・浸水すると電気系統やエンジンに損傷が起こったり、内部に錆が発生したりします。
そのため、水害車は走行可能な状態であっても、買い取ってもらえないといわれていますが、車の状態などによっては買い取りできることもあります。

水害の種類

水害車にどの程度の価値がつくかは、どの程度水没・浸水したか、どの程度ダメージを受けたかによって異なります。判断基準は業者によって異なりますが、一般的には水害の種類は三つに分けることができます。

フロアまで

浸水したのがフロアまでの場合、車のエンジンや電気系などにがダメージがないことが多く、消臭や清掃、消毒などをすれば問題なく乗れることが多いため、買取業者に売却することが可能です。BMWやベンツなどの高級外車の場合、フロアまでの浸水でダメージが軽微であれば買い取ってもらえることが多いでしょう。

ただし、アンダーフロアエンジン車など車の構造によっては深刻なダメージを受けることになるため、フロアまでの浸水だからダメージが少なく絶対に買い取り可能であるとは限りません。

シート上部まで

シートの上部まで浸水した場合、電気系統やエンジンにダメージが起きている可能性があるだけではなく、シートが水浸しになることでカビや悪臭などのトラブルが起こります。
また、構造内部にまで水が入ってしまった場合、浸水した直後は特に問題がなかったとしても将来的に錆が発生するなど、車の寿命が短くなるため、走行可能な状態であっても買い取りが難しくなります。

ダッシュパネルまで

ダッシュパネルの高さまで浸水した場合、エンジンや電気系統に深刻なダメージを受けているため基本的には全損処理で廃車となります。

ダメージのレベルによって売却先を変える

水害車を売却するときはダメージレベルによって売却先を変えましょう。
フロアまでの浸水でダメージが軽微な場合は、水害車や事故車の取り扱い実績がある車買取業者がおすすめです。一般の車買取業者でも買い取ってもらえる可能性がありますが、事故車や水害車の取り扱い実績がない業者の場合、査定額が低くなる傾向があります。

また、シート上部まで浸水したなどダメージレベルが中程度の車は、ベンツやBMWなどの高級外車で走行可能な状態であっても日本国内での再販売が難しいため、海外に販路を持っていない業者は買い取ってくれないと考えた方がよいでしょう。海外に販路を持っている業者か廃車買取業者を選ぶとよいでしょう。

ダッシュボードまで浸水した、エンジンがかからないなどダメージが大きい車は廃車買取業者に売却することになります。レッカーで引き取ってもらえるだけではなく、面倒な廃車手続きも代行してもらえます。

まとめ

ダメージの程度や車の状態にあ合った業者を選べば、水害車でも買い取ってもらうことは可能です。ベンツやBMWなどの高級外車の場合、中古車市場での人気が高いため買い取ってもらいやすく、条件によっては高額査定になる可能性があります。
できるだけ高く買い取ってもらうためには、事故車や水害車の扱い実績が豊富な外車専門業者や外車の買取に力を入れている業者を選ぶとよいでしょう。
水没・冠水した高級外車の売却をご検討の方は、一度弊社にご相談ください。